今シーズンのMVP候補が3人に絞られつつある。
例年通りでいけば、レブロンジェームス、デュラントあたりが最有力になるものだが、今シーズンは違う。ハーデン、ウェストブルック、カリーが最有力候補だ。個別にその要因を分析すると、スタッツならウェストブルック、チーム成績ならカリー、その二人の中間あたりにいるのがハーデンといった印象か。
【ハーデン】
・ほとんどの試合でハワード欠場する中でロケッツをウェスタンの3位に導いている
・ディフェンスがかなり改善された
・得点ランキング2位、アシストランキング7位
【ウェストブルック】
・トリプルダブル連発
・デュラント欠場もチーム成績を維持
・得点ランキング1位、アシストランキング4位
【ステファンカリー】
・コートにいるときのプラスマイナスがリーグで1位
・ウォリアーズは激戦区と呼ばれるウェスタンで1位
・得点ランキング6位、アシストランキング6位、スティールランキング2位
いずれにしても、例年のようにレブロン、デュラントのような圧倒的な個人の能力というよりはエースが欠場しているにもかかわらずチームを好成績に導いている中心的選手が選ばれそうであるところ(かといって世代交代といわけでもない)がNBAファンとしてはむず痒いところだ。
参考記事:MVPRace